可愛い顔した悪魔Boy【完】




「華」



「え…翔流くん?」



いつになく真剣な表情の翔流くん。



「俺さ…」



「う、うん」



いつもうるさい翔流くんが真剣になるから、あたしは少し緊張した。



部屋の中にはあたしと翔流くんの声しか響いていない。



「俺、は…」



「う、うん…」