君と星空の中で。



小さい頃は、ピアノにもさわってたけど、今は見たくもない。



できれば、音楽と無縁の世界へいきたい。










あたしは、静かに自分の部屋に入ると、ベッドにねっころがった。



――今日も疲れたな…




ゆっくり目を閉じると、かすかに聴こえる、優しいピアノの音。






あたしは、その音を聴きながら、眠りについた。