楽しい時間は、過ぎていき。
「今日は、僕たちの為にお集まりいただきありがとうございます。
もう、時間も遅くなりましたのでお開きにしたいと思います。」
恭ちゃんの言葉で、集まった人達は解散という形になった。
「久々に楽しかったわ。
また、一緒に飲みに行けたらいいな。」
「えー、何言ってんの?
今度また、飲みに行くわよ。
そん時は、全員強制参加だからね。」
唯意外の皆は、あたしを含めて苦笑いを浮かべていた。
そして悟った、断れないって。
「哉太、飲みに行くわよ。」
「まだ、飲むのかよ。
勘弁してよ。」
駄々をこねる哉太を引きずって唯は、歩きだした。
「さて、帰るか。」
「ありがとうな、本当来てくれて。」
「もう、恭ちゃん。
気にしすぎ。」
あたしたちのことを一番長く心配してくれてる恭ちゃんは、今日もあたしが来ないって心配してたみたいで。
本当、申し訳ない。って気持ちを込めて背中を叩いた。
「った!」
「恭ちゃんには、いつまでも笑っててほしいから……ね。」
「そうだな、あ。」
あたしは、恭ちゃんがニヤリと口元を上げたのを見逃さなかった。

