「ちょっと唯どこよ。」
試合が終わり、ただ今あたしはトイレの前で困っています。
―ことは遡ること数分前―――
直人と藍里とあたしの三人で晩御飯を食べることとなった。
のだが、藍里は一人直人といる高校の所に向かっていった。
直を呼びに行くって言ったけど、本心はあの先輩と喋りたいだけだろ。
「たく、誰に似たんだか。
仕方ない、トイレいこ。」
「んじゃ、私飲み物買いに行くわ。」
――――――――――――――
とか言って二人して、行ったんだよ。
飲み物買ったら、トイレの前にくんね。
って言ってたからさ。
呑気に待ってたけど。
案の定、来ないという奇跡的な状態。
若干、怒りながら爽華は唯を探しに向かった。
「……う。へぇー今は、先生してんだ。
それで、ここにいるんだ。
私たちは、直人の応援。」
「そうか、今年で高校生活最後だもんな。」
唯の声が聞こえてきたから、その方向に向かう。
すると、唯ともう一人の声がした。
何処か聞き覚えのあるようなそんな声だった。
ま、違うよね。
とりあえず、唯に文句言わなきゃ!!
そうすると、ズンズンと唯のいるであろう場所に歩いていた。

