試合は、中々と言っていいほど順調に進んでおり。
余りルールがわからないあたしでも、楽しめた。
「いけぇー!!」
「きゃーー!!先輩ーカッコイイでーす。」
若干、隣に座っているアホな二人と温度差を感じてもいた。
なんやかんやで、淡々と試合は進んでいき、いつの間にか試合は終わっていた。
「「ありがとうございました!!」」
試合は、結局直人たちの学校が勝ち終了した。
「さて、帰ろ?」
「えー、帰んの?
晩御飯食べてかえろうよー。
お兄ちゃんと一緒にさー。」
帰ろうとしていた足を、藍里は止めた。
一度言い出したら、聞き分けが中々ないのは、末っ子の特徴って誰かが言ってた気がする。
「そうね、直も頑張ってたし晩御飯食べて帰るか。
唯もどう?」
唯は、残念そうに断っていた。何でも哉太と明日から旅行に行くから、準備したいとのことだった。
「哉太、よろしくね。
従兄弟として言っとくわ、見捨てないでね 笑」
唯は、笑顔でわかったと言っていた。
この二人も色々とあり、不安だったけど、今は大丈夫みたい。
「よし、そうと決まったらお兄ちゃんの所に行こうー。」
藍里は、張り切って向かって行った。
あたしたちは、それを追うように歩きだした。

