「大嫌いって、意外と堪えるよな。」 これでよかったんだろうか、君を守るためにこんな傷つけかたをしてしまって……。 雄貴は、爽華の泣きながら走る後ろ姿を見て、悲しそうに俯いていた。 その姿は、泣いてるのかわかんないくらい立ちすくんでいた。 これを起に、二人がふざけあって笑いあうなんてなかった。 高校を卒業と同時に地元を離れた爽華。 そんな爽華とは裏腹に、雄貴は地元の一番偏差値がいい大学へと合格したのであった。