「ねぇ、あれ何?」 そんなあたしたちを呆れたように見る雅。 「なんでも、負けた方が奢りなんだって。」 クスクスと笑いながら、雅に答える美夜。 そう、今回のテストに負けたら勝った方に奢るって話。 ベタっちゃー、ベタなんだけどね。 「どうせ、爽華の策略なんでしょ? よくやるよー。」 「策略じゃないよ。 二人で考えて勝負したんだから。ね?」 ね、って言っても誰も反応してくれない。 今、美夜と雅と一緒に学食に来ている。