なんやかんやで、ボーリング大会は始まったわけで…… 久しぶりにこんなにワイワイと遊んだのは。 学校にいっても、あたしとこんな風に絡んでくれる人が凄く少ない。 だから、久しぶりに楽しかったのだ。 「どうした?疲れたか?」 心配してきた雄貴に大丈夫と伝えた。 「ね、雄貴。 なんか、楽しいよね。」 「確かに楽しいな。」 向こうでは、恭ちゃんと唯がスコア勝負している。 馬鹿みたいな感じだけど、あたしはこの人達が大好きです。