翌日、菜刄は目を覚ました。 昨日は意識もうろうとしてたから俺がしたなんて思わないだろうし、あの時の俺がわかるはずはない。 だけど、唇に触れて顔を赤くしたのを俺は見逃さなかった。 それをまぎらわすかの如くシャワーを浴びにいった菜刄。