「真希、〝復讐クラブ〟って?」

真希は
ニヤッと笑いながらあたしを見てきた

「やっぱ気になった?
 この掲示板、みんな復讐クラブに
 依頼した子たちが書き込んでんの!!」

「だから、
 復讐クラブってなに?」

「まぁ、焦りなさんな〜!
 知りたい〜?」

真希はこうゆう時
いつも勿体ぶってなかなか教えてくれない

「知りたい、知りたい・・・」

「も〜!
 ちゃんと興味持ってよ〜!
 まぁ、教えてあげようじゃないか〜!!」

そういうと
得意気に話し始めた

「えっとね・・・
簡単に言うと、
自分の復讐したい相手に
代わりに復讐してくれるんだ!」

な、何ソレ・・・

「へぇ・・・
真希、
復讐したい相手なんているの?」

「う〜ん・・・
考えてなかったなぁ・・・」

考えてないって・・・
真希らしいっちゃらしいけど

「じゃあ、
何でそんなのに興味もったの?」

「だって、
謎が多くて面白そうなんだもん!」

謎が多いって・・・

でも
この掲示板、見る限り
不気味そうだし謎が多そう・・・

「どんな謎?
てか安全なヤツなの?」