「じゃあ私、そろそろ帰りますね。」 「ああ、気を付けろよ また明日」 「…………………はい」 帰りたくない もっと話していたい。 あの笑顔を… 私に向けて欲しい。 たとえそれが叶わないことだとしても。 嘘でもいいから「好きだ」って言ってもらいたい。 意思とは逆に、下駄箱まで足が進む。