さて目の前に見える普通車。
私達は、8人デス。
さてさてさてさて…と思っていたら、
いきなり、私服の人が近づいてきて、高木先生のゴロゴロ押すカバンを
ひっぱり出したのです。
「離して!!離しなさい!!」
男の人の手をベシベシと殴りながら日本語で怒鳴る。
しかもカバンを放さず、連れていかれる高木先生。
あっけにとられて見守る生徒。
何か言っているのですが、そこはクメール語。さっぱり分かりません。
取り残された生徒達に、大丈夫だと、微笑みかける運転手。
どうやら事情が飲み込めました。
5時間もおくれたのか、夜遅くなったのか、ワゴンが使えなかったのか…
車2台で迎えに来てくれたのです。
しかも、会社のではなく、自分達の車で。
5時間も飛行機が遅刻したのに、待っていてくれました。
本当に感謝感謝のはずなのに、
怒鳴るわ叩くわで…申し訳ない(笑)
あのときのことは、忘れるまで忘れない。さんちゅ。
ちなみに、関係ないけど、8人乗れるんですよ。普通車。

ーーーーー豆知識ーーーーー
カンボジアでは、普通車に8人余裕デス。
どうやって乗ると思いますか?
まず、運転席に、二人乗ります。
助手席に二人乗ります。
ほら残り4人。後ろには5人乗れるらしいから、余裕じゃん!!
私達は諸事情により、普通車に7人で乗ったことがありますが、意外にいける。
…カンボジアでですよ。
運転してくれた、知り合いの日本人の方が
「さすがに、運転席に2人乗せた事ないけどね〜」と豪快に笑っていました。
アィラブカンボジア。