アンコール・トムの観光。
ガイドさんの説明を聞きながら、
彫刻のすばらしさに心打たれながら…。
バイヨンでの出来事です。
あの大きな顔の立ち並ぶ場所に圧倒されていると、
「この顔は、京唄子さんに似ています。」
言葉にできない想いを抱え思いにふけっていた私はたちどころに呼び戻された。

宇宙の中心は…

というより、そもそも誰ね?京唄子さんって。
高木先生は爆笑。
その後、象のテラスやら見所はいくつか、あったようですが、
カンボジアに無知だった私は気づかず、
ガイドさんは、さっさと飛ばして、
タ・プロームへ。
樹木に建物が飲み込まれている。
とても神秘的なものだと思うし、
きっと、私は罰当たりな考えなんだと思うんですけれども、
人が滅びる時を見ていると感じました。
そんなタ・プロームで絶妙なバランスで建っている門があった。
なんていうのでしょうか。
とても大きな門で、アーチを描いているのだが、右側の石と左側の石が、
ぶつかって、アーチを描いているといいますか…。
とにかく、誰かが、あそこに石をぶつけたら、この門は
崩れてしまうのでは…という絶妙さです。
昔の人は、ここまで計算してすごいんだ…と改めて思って
ガイドさんに話をふると、
「これは、もともと右と左まっすぐでした。」
……ちゅうことは…これは、崩れて、
絶妙なバランスで止まったってことですか!?
そこを今から、私たちにくぐれと…。
万が一地震がおきたら、どうするの!?
とガイドさんに聞くと、
「崩れます。」
カンボジアの人は、おおらかだと思っていましたが…
おおらかすぎます。
でもそこが、たまらなく好き(笑)