太鼓職人の家へ案内してくれました。
職人さんに会いたいと言う希望も通った!
なんで職人さんか…なんとなく。
職人って響きが好きだったから。
さてさて、そんなことは置いておいて。
大きな太鼓を作っています。
日本みたいなのじゃなくて、なんだろ。
ボンゴみたいなヤツ。
私の背は160センチある。
それでも太鼓は腰より上の高さまである。
小学校低学年くらいの、かわいらしいシャイな男の子が、お手伝いをしていた。
私の顔を見て、ダッシュで家の中に逃げた。
また戻って来て仕事をはじめた。
こっちをチラチラ見ながら仕事をしている。
目をあわせると、ダッシュで家の中に逃げ込む。
かわいい。
お父さんが、私に仕事の手順を教えてくれる。
もちろん何を話しているのか分からないので、ハーマンに通訳してもらう。
無口な職人さんって感じじゃなくて、
気のいい、おじちゃんって感じだった。
「自分は、安いものを作って小銭をかせいでるだけだよー。」と笑った。
男の子は、お手伝いをしているのかと思ったら、
彼も立派な職人。
彼担当の仕事があるらしい。
テンテンテンテンと音がしだしたので、
家の中に逃げ込んでいた男の子が太鼓を持って出て来て鳴らしていた。
「それも作ったの?」
と通訳してもらうと
「違う」と首をふる。
「どうしたの?」と再び通訳してもらうと
お父さんが買ってくれたんだって。
で、この太鼓を参考に作っているのー、と教えてくれた。
この音を出せる太鼓を作るんだって。
へーっと話しながら、私が近づくと、ダッシュで家の中に逃げる。
かわいすぎる。