好きだから。

私は振り返り男を見た。





「何?」


「それから、一ノ瀬さんの突っ張ってるとこも好きです。」






それって褒め言葉にならなくない?






「あのねぇ「離れろ。」






私の言葉を遮り私の前に立つ男。






「お前さぁ、こいつの何を知ってるっつうんだよ。」


「っ‥。」





‥青海仁‥?






「突っ張ってるとこが好きって言われて落とせると思ったか?」





鼻で笑った声で言う青海仁。





「いえ‥僕は‥「目障り、消えろ。」


「っ‥。」






男は走って行った。