好きだから。

男は男の子の手を取り歩き出した。








私の方へ歩いてくる。








私は電柱に隠れ様子を窺った。








「名前は言えるか?」


「たくまっ。」


「たくまか。いい名前だな。」






やっぱり‥。





青海仁。







二人はそばを通過し、私は青海仁の後ろ姿を見つめていた。









私はポカンと口を開けていた。