好きだから。

私は廊下に突っ立っていた。





「姫香?」





私の顔を覗き込む百合。






「何これ?」






私の持ってる紙袋を覗き込む百合。





「これっ、どうしたの!?」


「青海仁。」


「仁?」






私は百合を見つめた。





「何でだろう?」


「‥仁が写真を?マジ?」





紙袋の中身は私が写った写真とネガ。






「へぇ。仁がねぇ。」






クスッと笑う百合。