好きだから。

新学期が始まってすぐだった。





「姫香!大変!!」






百合が私の席に走ってきた。






「どうしたの?」


「どうしたのじゃないって!」


「はい?」





百合は一枚の写真を私に渡した。





「っ!」





それは自分の写真。






「どうしたのこれ。」


「星田くんが売ってるみたい、姫香の写真!」


「えっ‥?」





私は写真を持って恭平のクラスへ向かった。