好きだから。

――――――――百合SIDE―――――――――


昼休み、私は和馬のクラスに来た。





和馬の隣には仁が机に突っ伏して寝ていた。





「和馬っ♪」


「おぅ。百合星田の髪見たか?」


「見た見た。」






出た。この話題。






どこ行ってもこの話題だ。






「星田に友達ができたらしいぞ。」


「え。それって姫香に近づきたいだけじゃないの?」


「ははっ!かもな。」





二人で盛り上がっていると急に仁が立ち上がり教室を出て行った。







「「…。」」





どうしたんだろ仁。





「あいつ朝から機嫌悪いんだよ。」


「何で?」


「さぁな。」