好きだから。

「ぷっ。ヤキモチ?」


「黙れ。」






青海仁は何事もなかったかのようにスタスタ歩く。








「ねぇってば。」






私が青海仁の顔を覗き込んだとき、腕を引かれ壁に追いやられた。







「っ‥。」


「俺の名前を呼べよ。」






青海仁の右手が顔のすぐ横にある。







青海仁は私の目線に合わせ、クスッと笑った。








こんな状況でもドキドキする。










「なっ‥何で「呼べって。」


「…。」


「呼ぶまでこうしてるけど?」