好きだから。

いや、ないっしょ。





「姫ちゃん!!!」


「っ‥え?」







隣を見ると頬を膨らませた雄太がいる。









「まだいたんだ。」


「ひどっ!」


「ちょっと、帰ってってば。」


「帰ってるよ、姫ちゃんと一緒に。」


「そうじゃない!」








二人で火花を散らしていたとき。







「何やってんだよ。」







前を見ると壁にもたれた青海仁が立っていた。








「あ!青海仁!姫ちゃんがねぇ。」


「あーお前うるさい。」