好きだから。

憎しみは殺意を芽生えさせるだけ。






それだけなのに‥。











警察署を出ると青海仁と出会った。






「っ‥。」






青海仁の隣にはあの女の人。






そして後ろには姉弟も。






私は目を逸らし歩いた。







「おい。」






腕を引かれ振り返ると青海仁。






「…。」


「仁、何してるの。早くしなさい。」







女の人は私を睨み吐き捨てた。