好きだから。

H警察署に飛び込むとベンチに座った女の人に雄太が駆け寄った。





「お袋!」


「雄太‥。」


「親父は!?」


「今取調室よ‥。」








私は少し離れたところから二人を見ていた。







雄太は母親のことが大好きなんだろう。






そう思った。








しばらくすると警察の人が出て来た。








私は見てられなくてその場をそっと後にした。








青海仁の父親が‥亡くなった‥。








恨みなんてもつもんじゃない。