好きだから。

しばらくしてからだった。






雄太の携帯が鳴った。








「はい。……え!?…どこですか!?……はい!わかりました!」






パタンと携帯を閉じた雄太は慌てて立ち上がった。





「どうしたの?」


「俺の親父が‥青海仁の父親を殺したって‥。」


「…っえ!?」







雄太は走り出した。







私も雄太に次いで家を飛び出した。








まだ熱があるせいかクラクラする。








「姫ちゃんは家で寝てないと!」


「早く!」






停める雄太の腕を引っ張って走った。