好きだから。

「姫香顔赤いけどどうしたの~?」





百合は悪戯っぽく言った。






「百合!」


「フフッ。いい加減認めなって。」


「…。」






認めるって何を?





私あんな奴のことこれっぽちも想ってなんか‥。






あぁ。もう考えるのやめよ。







「おい。」






低い声が私の頭上に落ちた。







私は睨むように奴を見た。






「何よ。」


「弁当。」


「つっ‥作ってきた‥わよ。」