9時にノックをしていたが返事がなく扉を開けると資料を集計していたようでやりながらうたた寝をしている珍しい姿が目に入っていた。
普段はあまり仕事中に眠ることはないが気を張るのにも疲れが溜まるようで見つめていると目をぼんやりとあけていてすぐに顔をあげていた。
「わざわざお呼びしていてうたた寝とはいますぐ飲み物をいれますから紅茶でよろしいなら今すぐいれますから柚香様申し訳ございません。
そこにあるマカロンは食べていて構いませんから紅茶をいれてから本題に入りますから少々お待ちしていてもらってもいいですか?」
手慣れている手つきで紅茶をいれながら零人の部屋は清潔感溢れていてあまりものを出していたままにしないため終わり次第片付けている。
「それで私の話というのは柚香様私はあなたに一度しか申し上げませんからよくきいてほしいのですが私は今からいいますね。
私は柚香様に付きっきりで勉強を教えていたのもただの口実ですが私はまだ柚香様を愛していますからそれだけがいいたかったんです」
『零人さん私もまだあなたが好きだから時間はかかっているけどまたもう一度付き合うのもありだと私は思うからこれからもよろしくね』
「もうこれからあなたを離すつもりはありませんから必ず柚香様をお守りしますから一生おそばにいると必ず約束すると誓います」
腕を引き寄せて抱きしめていて力強く抱きしめながらキスをしながら二人は幸せを確かめ合いそれからしばらくしてから柚香は部屋を出ていた。