資格の取得をした方がいいらしく茶葉の調合から一級調理師の資格やたくさんの資格を持っていたので執事としてのスキルをあげていた。
「零人はかなりはやいペースで資格を取っているから君ははやいうちに見習い執事になれるかもしれないからしばらく私が教育係になるよ。
私がこの家で柚香お嬢様の世話係をしているんだけど私はもともと百合（ユリ）様の専属だから君はなるべく柚香様のそばにいてくれ」
正式に会うのは卒業後だったけど彼がまだ執事として見習いで家に出入りを許されなくてそんな中必死で勉強をしていたけどまだ足りなかった。
何を目的にすればいいのか零人は親も祖父もいないから話す相手がいなかったから目標を探しながら生活をしていた。
そんなときに高校で泥棒騒ぎがおきて零人が身寄りがないことを知って疑っていたがやっていなかったのでそんなとき亮治（リョウジ）が来た。
「零人は家で見習いをさせていますが彼は優秀で盗みを働くようなマネはしませんしそれに彼はカバンに入っていないはずです。
彼には家の娘の専属執事にさせるために日々努力していますしそんなことで人生棒に振るようなことをするような子ではありません」
初めて会った彼の姿は今まで親がいなかったので助けてくれる人なんていなかった分生まれてはじめて嬉しいと思える瞬間だった。