優秀な専属執事と優しいお嬢様

お化け屋敷ではビクビクしていて抱きつかれることが多かった。
「(人の気も知らないでこっちの身が持たない)」
中から出ると不思議そうにしていた。
『零人さん怖がってなかったね』
「私はあなたの叫び声に驚いて怖がるタイミングを逃していました」
『今夜も一緒に寝ようよ。
一人じゃ眠れない』
「旦那様に叱られますから眠るまでそばにいますよ。
私は柚香様のお世話を他の人に任せるなんて絶対しません」
笑いながらお化け屋敷をあとにしていた。
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その話を聞いていた。
「いい話だな。
ピュアなラブストーリーだ」
「素敵な話ね。
零人あなた柚香ちゃんとの思い出多そうね」
「それはあるだろ。
山程零人昔から記憶力人一倍よかったからたくさんありそう」
「柚香は人生で生まれて初めて守りたいと思っていた相手なんだ。
だからプロポーズしたんだ」
ニコニコ笑っていた。