学舎ハーレム

一週間後


作戦決行日


「幸大、場所が変更って聞いたけど?」

朝日が言う。

「ああ。

あっちの社長がわざわざな。

つまり、こっちにとっては大分有利な状況だ。」


「え、何で?」

「社長自らが商談に来るんだ。

あっちの会社の方がこっちの会社よりも格下だと自分から認めたんだからな。」

「そうか。


それにしても、スーツってすげえ動きづらいな。」

「制服よりはな。


こうやってネクタイを外せるのは社長の特権だな。


クールビズか。」


「あ…

そうだ、何で今日なんだよ!」

「なんか用事でもあったのか?」


「お前な…

今日はプール開き!

初水泳の授業なんだぞ!!」


「彼女ができても変わらんな。」

「もちろん真知の水着もみたい!」


「取り合えず、って、着いたか。」




小宮ファンド

受付


「取り合えず社長室に行くか。」

幸大たちはエレベーターに向かう。


「あの、君たち?」

受付嬢に呼び止められる。

「ん?」


「誰かと約束?

それとも家族がいるとか?

とにかく勝手に入れない規則なんだけど。」


「おい、幸大。

どうするよ?」


「はぁ…

経営を任せっきりだから一部の人しか知らないんだよな。



あんた、新人?」


「え?」

受付嬢が言う。