学舎ハーレム

「そのためにはおじさんの協力が必要です。」

「こっちこそお願いしたいくらいさ。

息子と、未来の娘のためにもね。」


「おじ様…。」

真知が言う。


「しかし、

私の仕事も、朝日のことも、夕日のことも、


君には何一つ借りが返せないままさらに今回も協力してもらうなんて…」


「それはいずれ。


それより今回の細かい話を。」


「ああ、そうだ。

私の協力が必要というのは?」



「実は、真知の親父さんと商談をしてもらいたいんです。」

「商談?」

「はい。

会社の方は俺がやっときます。

それで、近いうちに業務提携をしたい…と商談を進めようと思います。」


「しかし…」

「その時は俺も同席します。


本物の身分で。」

「幸大…良いのか?」

真知の方を一度見る。


「真知はその時何があったかを絶対に口にするな。


良いな?」


「うん。」


「そして、朝日には将来俺の側近、社長代理をやってもらう。


そういう話をでっち上げます。


そうすれば真知の親父さんは思うでしょう。


朝日が、俺の持つ会社とその傘下を統べる№2だ、と。」


「確かにお父さんは思うでしょうけど…」


「そこで真知と朝日が付き合ってることを話す。


そして、その場で婚約もしてもらう。」


「え!?」