学舎ハーレム

「その強欲…

けっこう好きだぜ?

そして、真知の覚悟もわかった。」


「幸大!?」

真知が驚く。

「幸大さん、授業中だったのにすみません。」

「どうして君がいるのか聞いても良いか?」

渚が言う。

「夕日から携帯が掛かってきた。


部長のどん詰まり、って言った辺りから聞いてた。」

「まさか…」

真知が夕日を見る。

「真知さん、すみません。」

夕日が携帯をポケットから取り出す。

そこには通話中の文字。

「幸大さん…

真知さんの望みを叶えてあげてほしいんです。」


「…え?

幸大、なんとかしてくれるの?」


「…できないことはない。

ただ、かなり高くつく。


夕日が言ったように何もかも失うかもしれない。


仲間と朝日以外はだがな。」

「いったいどうやって!?」

「それを今から考える。」

「無理よ!

今だって必死に考えて…」

「それはあくまで俺がいなかったらって話だ。

しかもお前はリスクを最小限にしようとしている。


本気なら、目的以外の全てのリスクを負うくらいの勢いでやれ!」