学舎ハーレム

「…最っ低な親ね。」

瑠璃が言う。

「そんな人ならお兄ちゃんなんか許しませんよね。

私たちはお金持ちじゃなくて一般家庭ですから。」

夕日が言う。


「どん詰まり?」

睦月が言う。

「もし朝日と付き合えてもお父さんは全力で朝日を潰しに行くわ…

朝日にもそれに朝日の家族にも迷惑がかかるわ。」


「あの…それは大丈夫ですよ。

詳しくは話せませんけど、多分、世界一強い協力者が私たちにはいますから。」

夕日が言う。

「やっぱり、諦めた方が良いのかな?

どうせ、結婚だって許されないでいつかは金持ちと結婚するんだし…

悪くは…」



「諦めるの?」

瑠璃が言う。

「仕方が…」

「仕方ないと言うのは最悪な答えだと思うぞ?

諦めの言葉であり、自己の正当化。

それは決して人を良い方向には導かない。」

渚が言う。

「本当に好きならお兄ちゃんのことを簡単に諦めないでください!」

「真知さん、女は度胸ですわよ!!」

「まぁ、真知ちゃんは愛嬌は備わってるから度胸があれば完全無欠かな。」

睦月が言う。

「私たちも応援するよ。」

皐が言う。

「でも、どうしたら良いのよ!」

真知が言う。