学舎ハーレム

「幸大、この部屋ちょっと使ってもいい?」

真知が言う。

「秘密基地は仲間内なら誰が使っても構わないって言ったろ?」

「ありがと。

あの、女子の皆に相談があるんだけど。」




「そうか。

なら、朝日は俺とラブレターの件で話しでもしようぜ。」


「いや、もうそろそろ授業が…」


「真知、授業をサボった方が出入りの時は便利だから、まぁ、こっちはなんとかしとくから。」

幸大が言う。


「幸大…

ありがと。」


女子は秘密基地に入る。

「幸大…なんとかって?」

朝日が言う。

「もしもし?

高田先生ですか?

少し協力して欲しいんです。

はい。

保健室で寝てるってことで。

はい。

いつも俺が一緒にいる

真知、麗美、皐、夕日、睦月、渚。

それから瑠璃を。

はい。


そうです。

じゃ、よろしくお願いします。」

幸大が電話をしまう。

「幸大…高田先生って、あの保健医の?」


「ああ。

買収した。


で、ラブレターの用件は?」


「ああ、今日の放課後に校舎裏。」


「校舎裏なんかあったか?」

「中庭とも言うらしい。

括弧書きで中庭って書いてたし。」


「ただの校舎裏だとリンチかと思った。」