学舎ハーレム

「ただ。

今回はそうもいかない。

瑠璃が負けるという事実が問題。

そういうことであろう?」

渚がやってきた。

「ああ。

暴走族だかレディースだか知らんがそのトップが負けるとなるとその仲間内からの評価は一気に最低になる。


とくに、力だけでトップに立ってる奴が負けるんだからな。」


幸大が悩む。

「私も君には感謝しているよ。

ただでさえ、私は強さを過信し剣道部の部員を見下していた。


君に負けたことでイジメに近い行為を受けると思っていたよ。

無視とかは今までもあったから。」


「でも渚は今では剣道部の部員たちと仲良しなんだよ。」

睦月もやってきた。

「しかも、『渚先輩もとても強かったですよ』

とか言われて。

わだかまりのわの字もないし。

前よりも関係は良くなったから幸大君には感謝だよ。」



「渚の時は圧倒的にギャラリーと渚先輩の両方に圧倒的な力を見せれば問題無かったからな。」

「…負けずに…でも相手を負かさないなんて不可能ですわよ?」

麗美が言う。

「だから何か方法を探してるんだって。」



「幸大さん、私、良い方法があります。」

今まで居たにも関わらず黙っていた夕日が言う。

「え?」

「ただ…

その幸大さんにはあまり良くないのでオススメはできません。」

「参考までに聞かせてくれ。」


夕日が自分の作戦を幸大に告げた。