休み時間
「幸大君、次の授業が終わったら放課後だけど大丈夫?」
皐が言う。
「どーすっかな…」
幸大が言う。
「今さら何を悩んでますの?」
麗美が言う。
「戦法だよ。
できるだけ女性は殴りたくないし。
だからと言って一撃で気絶させるのも違うような…」
「はぁ。
また始まった。
お前も難儀な性格だよな。」
朝日が言う。
「どう言うこと?」
真知が言う。
「こいつは相手が男や悪人じゃない限り相手を無下に扱わないんだよ。
相手を立てるというか…」
「よくわかんないや。」
皐が言う。
「渚先輩の時も幸大は普通にやれば開始と同時に勝てたんだよ。
睦月さんとの試合みたいに。
だけど幸大は相手を立てるために渚先輩の木刀を斬った。」
「それが相手を立てるということですの?」
「木刀が折れたら攻撃はできない。
もし幸大が普通に勝ったら評価としては
『渚先輩は大したことのない人物だった』
という評価になる。
それが木刀を斬るというデモンストレーションにも似た行為は
『幸大は木刀を切断するほど強い』
という評価だ。」
「つまりは、渚先輩の評価を下げずに幸大君が勝つってこと?」
真知が言う。
「そう。
幸大はなるべく相手の評価を下げないんだよ。」
「幸大君、次の授業が終わったら放課後だけど大丈夫?」
皐が言う。
「どーすっかな…」
幸大が言う。
「今さら何を悩んでますの?」
麗美が言う。
「戦法だよ。
できるだけ女性は殴りたくないし。
だからと言って一撃で気絶させるのも違うような…」
「はぁ。
また始まった。
お前も難儀な性格だよな。」
朝日が言う。
「どう言うこと?」
真知が言う。
「こいつは相手が男や悪人じゃない限り相手を無下に扱わないんだよ。
相手を立てるというか…」
「よくわかんないや。」
皐が言う。
「渚先輩の時も幸大は普通にやれば開始と同時に勝てたんだよ。
睦月さんとの試合みたいに。
だけど幸大は相手を立てるために渚先輩の木刀を斬った。」
「それが相手を立てるということですの?」
「木刀が折れたら攻撃はできない。
もし幸大が普通に勝ったら評価としては
『渚先輩は大したことのない人物だった』
という評価になる。
それが木刀を斬るというデモンストレーションにも似た行為は
『幸大は木刀を切断するほど強い』
という評価だ。」
「つまりは、渚先輩の評価を下げずに幸大君が勝つってこと?」
真知が言う。
「そう。
幸大はなるべく相手の評価を下げないんだよ。」

