学舎ハーレム

「もう、この話は良いでしょ?


それより、私との勝負は?」

「それは断る。」

幸大が言う。



「…。

だったら、自分自身を賭けるってのはどう?」

瑠璃が言う。


「…は?

正気か?」

「もちろんよ。

私の全てを賭けるのよ?

当然受けるわよね?」

「負けたらその時になって言い訳をしても遅いぞ?」

幸大が真面目な顔をする。


「父親の話をしてたら…


もし、足長おじさんがいなかったら私の人生は終わってた。

そんな気がするのよ。

だから、どうせなら私の全てを賭けるのもありかなって思っただけよ。」




「…受けてやるよ。


時間と場所は?」


「放課後…そうね、あんたが渚と戦ったって言うグラウンド。


ちなみに、勝負の内容は無しよ。


ルール無用の喧嘩。

武器を使おうと、急所や目を狙っても、骨が折れても手足を使えなくなっても。


勝敗は…どちらかが降参するか、気絶。

または死んだら。


異存は?」


「ない。」

「じゃあ、今日放課後…まぁ、頑張って少しは戦ってほしいわね。」


瑠璃が教室を立ち去る。


「じゃ、放課後のために午後の授業で睡眠をバッチリとっとくか。」