学舎ハーレム

「そのせいで父親は自殺したわ。」

瑠璃が言う。

「さらに、母親も鬱になった。


全てこの二人の親がやったことのせいで!

私もどれだけ悲しんだか…

だから、私はあのゲスの娘であるあんたたちを…」



「…無関係なこと、とは言え。

私や睦月の家はそれから今まで以上に裕福な暮らしができた。

だから、瑠璃が怒るのも当然というわけだ。」

渚が言う。


「あの、質問ですわ。


瑠璃先輩はこの学園を一度も辞めてませんわよね?

借金などが押し付けられたならばそれは矛盾してませんの?」

麗美が言う。

「父の会社は父親が自殺して終わるはずだったのに、どこかの社長が買い取ったの。


借金も全て返してくれた。

それどころか、今もまだ私たちにお金を振り込んでるのよ。


どこぞの足長おじさんは。」

瑠璃が言う。

「あれ?」

幸大が何か悩む。


「…?

幸大さん、どうかしたんですか?」

夕日が言う。


「なんかデジャヴ?

似たような話を聞いた気が…」


「あ、実は私もです。」

夕日が言う。

「マジか?

俺もなんだが…



あの…」

「何よ?」

「ちなみに…お父さんの会社の名前を教えてくれますか?」


「小宮ファンドって言う中小企業よ。

まぁ、父もファンドっ意味を理解せずに使ってたらしいけど。


それがどうかした?」