学舎ハーレム

夕方


「幸大君、人質が解放され始めてるよ!」


皐がモニターを見て言う。

「身代金は一人につき…100億!?」

瑠璃はワンセグを見ながら驚く。

「解放人数は10人…ってことは1000億!?」

朝日が言う。

「それだけの金額をどうやってすぐに集めましたの!?」

麗美が言う。

「一人100億なんて…

人質を解放する気がないのと同じですよ!!」

夕日が言う。

「そもそも、現金で一人100億…

日本に人質全員を解放できるだけの現金があるだろうか?」

渚が言う。

「学園には数千人もいるし…無理だよね。」

睦月が言う。

「閖はいったい何が目的で…」

真知が言う。

「お前ら…寝るぞ。」

「幸大?」

朝日が言う。

「奴らの動きが読めたからな。」

幸大がしれっと言う。

「どういうことですの?」

麗美が言う。


「100億でまずは人質解放。


次はおそらく100億相当額で人質解放。


つまり、外国の金もOK。

それから土地、物件、

油田や鉱山なら100億の価値がある場所もあるからな。」

「しかし…」

渚が言いかけた。

「それだけじゃ、全員は解放されない。


次は金額を一気に下げる。

おそらくは1億。

次に1億相当額。

その後は数千万くらいまで…な。」