学舎ハーレム

「…。

そんなんで良いのか?」

「ああ。」

「幸大君…」

「会社ってのは裏との繋がりも重要だ。

使える人間、使える権力、その全てを使って成し上がるのが常道だ。」


「面白いことを言う。

お前、こっちの世界に向いてるんじゃねぇか?」


「かもな。」


「お前の条件を飲もう。



さっそく始めよう。

ルールはわかるか?」

「大体な。」

「そうか。

本来なら細かいルールもあるんだが、素人相手だからな、シンプルに二つのサイコロの出目が奇数か偶数か…

それを当てた方が勝ちだ。」


「幸大君…丁半って?」

「今、ルールを言っただろうが…


二つのサイコロの出目を足して偶数なら丁。

奇数なら半。


とにかく奇数か偶数かを当てるってことだ。」

「へぇ…」


「まずは一千万、札と交換だ。」


「ああ。」

幸大がアタッシュケースから一千万を取り出す。

代わりに10枚の札を受けとる。



「いざ…」

「ああ。」


スッ、

一人の男が前に出た。

「仕切らせてもらいます。」

サイコロを二つとサイコロを隠す、目隠しと言う黒いコップのようなモノを持つ。

「ようござんすね?」

カランッ、

サイコロを目隠しに入れて、地面に伏せた。

ジャラッ、


「さぁ、張った、張った!」