学舎ハーレム

放課後


「あら、夕日さん。

どうかしましたか?」

閖が廊下に居た夕日に声を掛ける。

「あ、どうも。

幸大さんとお兄ちゃんは居ますか?」


「二人なら資料室の鍵を借りに行くって言ってたわよ。」

教室から出てきた真知が言う。

「私たちの誘いも断りましたのよ?

信じられませんわ。」

麗美が言う。

「誘い?」

「私たちと一緒に帰ろうって言ったら今日は資料室に行ってやることがあるって。」

皐が言う。

「じゃあ、私はちょっと資料室に行ってきます。」


「私たちも行きますわ。」







資料室

「どうよ?」

朝日が言う。

「大分使えそうだ。

まぁ、学園が広いからな。」

学園の見取り図と設計図らしき図面を見ながら幸大が言う。

「しっかし、わざわざ学園に秘密基地を作るとは。

お前は面白い奴だな。」

朝日が言う。


コンッ、コンッ、

資料室のドアがノックされドアが開く。

「あれ?

皆、帰ったんじゃなかったの?」

朝日が言う。

「幸大さんとお兄ちゃんが資料室に行ったって言うから皆で来てみたの。」

夕日が言う。

「で、何をやってますの?」

麗美が言う。

「これは、まぁ、色々と…」

朝日が言う。

「動揺するなんて怪しいわね。」

真知が言う。