学舎ハーレム

「無理だ。

いつも電話はあっちから掛かって来やがる。

公衆電話か非通知だ。」


「そうか。

…あの車にいる二人のこともそいつらが?」

「ああ。

あの二人を誘拐したら大金を要求できるって教えてくれた。

顔写真とあいつらの学校の登下校のルートの書かれた紙。

後は俺たちがやるべきことも書かれた手紙が送られてきた。


後は電話で細かい指示を出された。」


「…そうか。

さて、そろそろ頃合いだな。」

「何?」


ちょうどサイレンの音がする。

「まさか…」

「じゃあな。

俺たちは警官が来る前な逃げるから。

じゃあ。」



幸大は廃工場を出てすぐに車に乗り込むと運転手が車を出す。


パトカーと鉢合わせになる前に出ていった。