学舎ハーレム

「おい!

人質がいねぇぞ!!」


「な!?

何処に行きやがった!?」


「手錠が外されてるぞ!」

「鍵は俺が持ってる!

いったいどうやって…」


「この程度の鍵は専用の道具があれば10秒もかからない。」


幸大が残っていた。

「おい!

あのガキどもは何処に行った!」


「外、見てみな。」

「あ?

…なんだ、あの車、

あの車の中か!」

「無駄だ。

外側から鍵は開かないし防弾用の車だ。


ま、防弾仕様にすると重量が重くなるからブレーキの利きが悪くなるんだよ。

制動距離ってヤツが長くなるそうだ。」

「てめぇは何で逃げねぇんだ?」

「色々と聞きてぇ。


お前らは何者か。

何のためにこんなことをやってるのか。

そもそも、この計画を考えたのはお前らか。


さぁ、答えろ。」


「馬鹿め!

こっちには銃があるんだぞ?

てめぇを捕まえて、それからあのガキどもは何とかするさ。」


チャッ、

男は銃を幸大に向けた。

他の男たちも角材を手にする。


「銃があるからヤクザかと思ったが…

どうやら、ただのチンピラみてぇだな。」

「何だと?」

「遠距離攻撃がお前しかできないと思うな!」


チャッ、

幸大が腕を男に向ける。

腕には例の装置。