学舎ハーレム

「よし!

それを渡せ!


鍵はその後だ。」


「あ、その前にマジックを一つ。」

「何だと?」

「この札束を敷き詰められたアタッシュケースを一度閉じて…開けると…」


カチャッ、

「な!?」

そのアタッシュケースは幸大の愛用していたモノでいつも通りの道具箱。


「さて、こちらのアタッシュケースを閉じて…


さぁ、こちらも開けてみてください。」


「お、おい!」

銃の男が仲間に開けさせる。

カチャッ、

開けた瞬間。


バシュゥゥゥッ、

煙が吹き出す。


「な!?

騙しやがったな!!」

「落ち着け!

鍵がなけりゃ人質は俺たちのモノだ。」





煙が晴れた。