「そういえば、朝からなんも食べてねぇじゃん…」 腹が減っても俺は勝手に何か食べたりしなかった。 だって…食べ物の恨みってコワイだろ? 夜10時を回る頃、玄関の前で有美の声がした。 「やっと帰ってきたか。よし、ちょっと驚かしてやろうかな…」 隅の方へ行き、壁にピッタリとひっつく。 案の定、有美は俺に気づかずソファに座った。