今んとこはコレで終わり……かな!?
フゥとため息を吐いて
「あー、怖かったぁ。」
駿くんにニッコリ微笑むと
「アンタって……
マジで気持ち悪い。」
彼は寒くて冷たい視線を私に向けて、
持っていたレーザー銃を私めがけてボンっと思いっきり投げつけた。
――え、え……??
何?
私、何か駿くんに悪いことした??
『気持ち悪い』
駿くんの放ったその一言の意味がわからなくて
「あの……
私、何か気にさわることしたのかな……。」
オズオズと尋ねると
「っつーか……
ずっとしっぱなしじゃねーの?
俺の気に触ること。」
そう言うと
さっきまでの爽やかな顔とはうって変わった、
冷たく、厳しい目をして
「アンタさっきから何な訳?
アホみたいにジェットコースター乗らせたかと思ったら、今度は一人で銃撃ちまくって乱射してさー。怖いとか言いながら楽しんでんじゃん。
しかも超強いしさー。
マジで可愛いげの欠片もねーし、
アンタ最悪。
本当勘弁。
マジで気持ち悪いわ。」
さげずんだように
まくし立てるように、
駿くんはキッパリとこう言った。


