ラブい空気の中、
突如現れたエイリアン
全身緑色で皮膚がヌメヌメと光っていて、
目がやたらと大きく、
金色に光る気持ちの悪いことこの上なしのキモキモ・エイリアン。
でも……
ここで逃げたら女がすたる!!
そう思った私は
シュパーン
シュパーン
シュパパパパーン!!!
「キイィィ……!!」
エイリアンの眉間を確実に狙って、奴らに一撃でトドメをさしていく。
「ここは私が何とかする!
駿くんは前方に注意してて!!」
「あ……、え……っ?」
シュパーン
シュパーン
シュパパパパーン!!!!
次々に現れるエイリアンをやっつけて、ガンガンに蹴散らす私と、前方の危険確認をする駿くん。
四方八方から現れるエイリアンを回転レシーブさながらの受け身で器用に交わして、即座にトドメをさす。
――うん!!ばっちり!
上から現れるエイリアン
横っ飛びしてくるエイリアン
ありとあらゆるエイリアンを軽快にかわしながら、レーザー銃で確実にトドメをさす。
そんなエイリアンと私たちの攻防が5分くらい続くと『ブー!!』とサイレンが鳴ってエイリアンの総攻撃は打ち止めになった。


