ジェットコースターに
フリーホールに
木製ジェットコースターに
ウォータースライダー。
楽し~いっ!!
たのし~~~~いっ!!
「駿くん!次はこのジェット回転コースターってヤツに行こう!!!」
きっと…
行動的な女の子のほうがモテルよね。
うん、確か昔々にレオン君が
『自分のない女の子はつまんない』
って言ってたもん!!
ココはきっとグイグイいってた方が
駿くんも居心地いいはず!!!!
そう信じて回転コースターに誘うと
「ちょ、ちょっと待って、神崎さん!!
俺、このシューティングアトラクションに
行きたいっ!!!!」
駿くんはナゼか青い顔しながら
私の肩をギュウっと掴む。
「ほら!ココからなら
このアトラクション近いし!!
まずはこっちに行かない??」
シューティングかぁ……
いっつも聖ちゃんや総ちゃんとやると
負けちゃうんだよなぁ…。
ヘタっぴだけどいいのかなぁ……
うーーーん、と考え込みながら
「私、あんまり上手じゃないよ??」
と、答えると
「だ~いじょうぶ!!
俺、得意だから教えてあげるよ。」
自信満々に
そしてなにやら嬉しそうに
駿くんが私の肩を叩く。


