「もうっ!!ほんとにうるさい!!
いい加減にしてっ!!!!」




イライラしながら布団をバンと叩いて、お兄ちゃん’s達を睨み付けると





「……っ!!!
……ごめんなさい~~……。」





やつらは急にシュンとなる。









そして……







「こらー!!バカ野郎共ーー!!
ご飯だよっ!!早く降りてきなーっ!!」







この家のボス、神崎律子が兄弟達を呼びつける。






「くそ・・。」

「この家では律子さんが法律ですからね。」

「母ちゃん怒らせたらマジで怖いし。」

「oh,行くしかナイですネ……。」





お兄ちゃん達はぶつぶつ言いながら悔しそうに私の部屋を後にする。







これが…
平凡で平凡じゃない、
私、神崎美優の日常だ。