『ダーメーだっ!!
不純な動機の遊園地なんて
絶対に認めねぇ!!!!』
絶対にそう言うに決まってる。
そして何が何でも
あらゆる手段を使って
阻止しようとするに違いない……
ガックリと肩の力を落としながら
ブルーな世界へと引きずりこまれていると
「ま……
取り合えずミキさんとお母さんに
相談してみれば??」
「え??」
真理は私の頭をポンポンしながら
そう言って微笑む。
「聖哉さんは1にも2にも
美優命!!だから大変でしょ?」
「うん……」
「でも同じオンナのミキさんと
お母さんなら何かいいアイデアを
くれるんじゃない??」
確かに……
お母さんとミキちゃんだけは
私の恋愛沙汰に無関心で
応援してくれる。
そうだ!!
まずはお母さんに相談してみよう!!