神崎探偵事務所へようこそ!!



フフッと、不敵に笑って総ちゃんが芹沢と勅使河原議員に近づく。


「せ、芹沢さんっ!!」


脂ギッシュな油汗を顔中にしたたらせる、ガマガエル議員に反して芹沢はあくまで冷静。


ふーーん、と腕組みをしたまんま


「捜査2課ねぇ。
勅使河原さんは管轄内としても、俺たちをしょっぴくのは管轄外なんじゃないの??」


大胆不敵に総ちゃんにニコリと微笑む。



ただ笑ってるだけじゃない。
瞳の奥に激しい炎を灯したまんま、芹沢は総ちゃんを静かに睨む。



「さすが。よく御存じですねぇ。
ま、そうなんです。
僕は主に知能犯を追いかける捜査2課なので、あなたたち任侠の方には興味もなければ、連れて行く義理もないんです。」


「だろう?
君も所詮はサラリーマン。
課を超えた捜査は上からの圧力もあって色々と大変だろう??めんどくさいことになる前にお引き取りしていただくのが得策だと思うが??」



『今引けば、命だけは助けてやる。』
そんなニュアンスを含んだ芹沢の言葉をフフンと鼻であしらうと



「そのつもりだったんですけどね。
あなたがこの女の子を殺害しろ!なんて指示してしまったモノなので、そうもいかなくなってしまったんですよ。」



冷たい氷の刃のような芹沢の瞳をものともせずに、そうちゃんは冷静に言葉を紡ぐ。